転職

看護師の転職先には7つの重要項目を転職エージェントとダブルチェックする必要がある

皆さんこんにちは

裏看護師長です

今回は、「転職する」と決めた看護師のあなたが転職先に求めるべき計7項目のチェックリストを作成しました。その項目がこちらです

  • 勤務形態
  • 給料・夜勤手当・ボーナス
  • 時間外の有無・量
  • 自由度・裁量権はどれぐらいあるか
  • 人間関係は良いか
  • 病棟全体としてのやる気はあるか
  • 副業は許されているか

看護師の転職に関しては正直前向きではない私ですが、人それぞれの理由で転職に踏み切る場合も多いでしょう。私も看護師として働き始めて最初の頃は労働環境が悪すぎて「絶対にこんな病院、奨学金を返し終えたら辞めてやる!」と意気込んでいました。

事実、看護師は転職率・離職率が高い職種であるのはもう皆さん知っていますよね?特に今はコロナウイルス蔓延に伴い、首都圏の看護師の負担は創造を絶するものであり、心身ともに疲弊しています。

そんな状況の中で「転職する」と決めたのであれば絶対に失敗してほしくありません。

なので、これから紹介していく7つの重要項目をチェックリストとして、自分だけでなく信頼できる「転職エージェント」と必ずダブルチェックして転職先を選定するようにしましょう。

必ず、あなたの転職を成功に導く手助けになるはずです。

自分の転職目的を明確にする

まず何よりも最初に確認すべきことは、転職先ではなく、自分を振り返ってみることです。

  • 仕事がつらい…
  • 先輩・おつぼねが怖い…
  • 自分はダメな奴だとレッテルを貼られて、何をしても怒られる…
  • 給料が低い…
  • 時間外が多すぎる…

というような理由で転職を考えている方は一時停止してください。

転職すれば本当にその状況を変えることができますか?

冷静になって考えれば、そもそも理由が大雑把すぎて曖昧ですし、職場を変えれば絶対に改善されるような理由となるとは思えません。
確かに、先輩やおつぼねにグチグチ言われるのはむかつきますし、仕事に行きたくなくなる気持ちは死ぬほどわかりますが、転職をしてもその職場にもっと怖い先輩やおつぼねがいる可能性だってあります。

何をしても怒られる場合でも、自分の中でしっかりとした根拠を持って看護を提供することができれば、言い返すことができますし、その勇気がない人は、管理職やもっと上の役職に訴えることも可能です。

話がずれてしまいましたが、転職を考える際にはまず、自分を振り返り、自分が変わることで改善できる理由ではないかを考えるようにしましょう。

その上でやはり転職をしたいと思うのであれば、何を改善するために転職するのか、つまり、転職の目的を明確にした上で転職活動を行いましょう。

  • 収入アップ
  • 人間関係
  • スキルアップ
  • ワークライフバランス

目的は人それぞれだと思いますが、目的を明確にすることで、必ずあなたの転職は前向きな転職になるはずです。

看護師の転職はメリット<デメリット?踏みとどまって考えるべき3つの視点 皆さんこんにちは 裏看護師長です 今回は、看護師の転職について話していきたいと思います。 最初に個人的な意見...

①勤務形態

勤務形態は、自分のワークライフバランス・キャリアを考えるうえで重要な項目となってきます。

看護師の主な勤務形態は2交代、もしくは3交代ですよね。
どちらもメリット・デメリットが存在しますが、どちらが自分に合っているかは皆さんならおわかりでしょう。

裏看護師長の病院では、救急病棟という事もあり基本的に3交代なので、2交代をやってみろと言われてもできる気が全くしません。寝てしまいます。
それはさておきですが、自分に合った勤務形態かどうか確認することは当然のごとく重要になります。それに加えて、働き方にも種類があり、通常の働き方に加えて、常日勤や夜勤専属という働き方も存在しています。

外来勤務や手術室勤務、クリニックや個人病院は常日勤が当たり前かもしれませんが、病棟看護師にはなじみがない働き方かと思います。

これらの選択肢を持つことができれば、自分の転職目的を果たすための大きな武器となりますし、結婚や出産といったライフイベントに遭遇した時に臨機応変に対応できる余裕を持つこともできます。

そのため、転職先はどのような勤務形態であるかを把握し、同時に、どのような働き方があるのかについても確認しておく必要があります。

②給料・夜勤手当・ボーナス

一番気になるところなので確認しないという人はいないかもしれませんが、給料・夜勤手当・ボーナスについては必ず確認しておきましょう。

看護師が収入アップの目的で転職することはおすすめしていないのですが、よっぽどの理由がない限り、年収が下がる転職をすることもおすすめしません。その理由については下記記事にて詳しく解説しているので気になる方は確認してみてください。

ここでしっかりと確認しておきたいのは、夜勤手当です。

日本看護協会「2017年度看護実態調査」:20180502103904_f.pdf (nurse.or.jp)

もちろん月の給料やボーナスに関しても地域やその病院によって大きく変わるのですが、夜勤手当に関してはそれ以上に大きく影響してきます。専門性の高い病棟と一般病棟では1回の夜勤につき2倍程の差があることもあり、ここが収入をアップさせることができるかそうでないかを大きく左右するポイントなのです。

なぜそんなに幅があるのかというと、実は看護師の夜勤についての明確な法律がないからなのです。

最低限の額は労働基準法にて定められてはいるのですが、看護師の夜勤に対する報酬については、その病院の努力義務のような形になっており曖昧なのです。

労基法施行規則第20条

深夜時間帯(22時から5時)の勤務に対して「賃金の1時間あたり単価×深夜労働時間数」に0.25以上を乗じた深夜割増賃金でありこれを最低ラインとして

深夜割増賃金と別に定額の夜勤手当を支払う方法

深夜割増賃金を含めて定額の夜勤手当を支払う方法

の2種類の支払方法がとられています。

労働基準法施行規則 (japaneselawtranslation.go.jp)

看護師の私たちは当たり前かのようにしている夜勤ですが、身体的にも精神的にも負荷がかかっており、着々と自分たちの寿命を縮めています。

その分の対価をもらう権利はあるはずです。

なので、収入アップを目的にするにしろしないにしろ、夜勤手当については要チェックとなります。

私はこうして年収を上げた!現状に満足してない看護師はみんな転職する 皆さんこんにちは 裏看護師長です 今回は看護師が収入を上げるための方法のひとつとして「転職」を紹介したいと思います...

③時間外の有無・量

時間外労働は悪です。

よく日本人は働く人種だと言われ、残業している人の方が偉いという風習がありますが、皆さんはどう思いますか?

裏看護師長としては、「時間内に仕事終えることができていない」というのは恥ずかしいことだと思っています。

極端かもしれませんが、決められた時間内にテストを終えられない、門限までに家に帰れない時には、怒られたりしますよね?なのに仕事の話になると、優秀であるはずの時間内に仕事を終えた人が冷ややかな目で見られる日本の環境は正直に言って異常です。

とは言っても、マンパワーが足りていない病院や病棟では、どれだけ努力したり工夫したりしても抱えきれないほどの業務をせざるを得ないところもあります。

裏看護師長の病棟でも、患者60人に対してA・B各チーム2~3人(リーダー含む)+管理者のみで平日の検査や手術、患者の病態確認、清潔ケア、入院受け入れ、退院処理などすべてをこなす必要があり、日勤なのに深夜の勤務者とこんにちわすることも多々ありました。

ここまでひどいところはあまりないかもしれませんが、自分のプライベートや自己成長のために使う、お金より大事な「時間」を搾取されることを許してはいけません。

時間外勤務には手当てがつくのが当然ですが、勝手に減らされていたり、上からの圧力で書かせてくれなかったりなんてのは看護師あるあるです。

本来、こんなことがあるあるであってはいけないのです。

なので、自分の転職先を選択する際には必ず時間外労働の有無とその程度を確認し自分の大切な時間を守ってください。

声を大にして言いますが「時間外労働は絶対にするな!!」

④自由度・裁量権はどれぐらいあるか

当ブログの転職にまつわる記事では何度も紹介しているのですが、仕事における自由度(裁量権)はそのまま自分の幸せに直結します。

3~4年務めてきた病院を辞めて転職に踏み切るという事は、かなり大きな自由を捨てることになる場合が多いのです。転職先では、経験年数はあるものの新人としてトレーニングから入るはずですから、職場での自由度を1から構築しなおす必要があります。
その点を考慮して、転職した後の自分のポジションの流れを把握しておく必要があります。

自分の意見や考えが反映されにくいポジションを長い間求められるようであれば、仕事での自由を感じることができない、つまり、幸せを感じることができないことになりかねません。

転職先で長く勤めていくためにも、どのぐらいの期間でどのぐらいの裁量権を持つことができるかを事前にチェックしておきましょう。

⑤人間関係は良いか

職場の人間関係に関しては、看護師の転職において1番気にしなければいけないところかもしれません。
看護師は女の世界ですから、好き・嫌いから派閥ができたり、男女関係なく理不尽にストレスをぶつけてくる先輩方もいます。

そんな人間関係が嫌で転職を考えるようになった方も多いのではないでしょうか?

実際、さまざま研究でも、看護師の離職原因のトップは人間関係です。
看護師でなくても、職場の人間関係に悩む人は多いのかもしれませんが、嫌いな先輩や嫌味を垂れるおつぼねとの夜勤は吐き気がします。
ただでえ眠くて吐き気がするのに、さらに吐き気を助長してきます。
テルペランでもIVしようかというレベルです。

そんな人間関係から脱却するためにも、転職前に職場の人間関係や雰囲気を確認しておく必要があります。

人間関係というと大雑把なので、ポイントを絞ると

  • 管理者に権威があるか
  • 平均勤務年数や年齢はどれぐらいか
  • 教育体制が整っているか
  • 新卒看護師はどう感じているか

これでも少し曖昧ですが、多少は絞れていると思います。

管理者がしっかりと病棟を管理できている病棟は統一した看護を提供するために一致団結していますし、教育体制が整っていれば新卒看護師からの評価も高くなるはずです。

平均経験年数は意外と重要で、看護師の職場決定は多くが奨学金によるものです。
職場環境が悪ければ、奨学金を返済した後すぐに転職してしまうため、3~4年目以降の中堅層がいない病院は間違いなくブラックだと思ってもらって構いません。

幅広い経験年数の層があり、かつそこまで高齢でないことが望ましいです。経験年数がありすぎると、考え方が凝り固まっているので、いわゆるおつぼねがおおい職場の可能性が高いです。

スキルアップをしたいという方はそのような環境に飛び込んでみるのもありですが、相応の覚悟は必要となりますね。

⑥病棟全体としてのやる気はあるか

転職をしたことがない皆さんはあまり気にしたことがないかもしれませんが、病院や病棟によってその雰囲気はかなり違います。

向上心や看護に対して熱い人が多い病棟では、患者さんにより良いケアを提供するために積極的なカンファレンスの実施や適宜話し合いが行われていて、自分も成長していると実感できる雰囲気の病棟もあれば、
忙しすぎて患者さんというよりは必要最低限の業務をこなすことで精いっぱいで、求められるのは根拠よりも行動力・スピードで、バタバタ走り回っている病棟。

逆に、あまりやる気が感じられず、静かに淡々と仕事をして帰るというような雰囲気の病棟もあります。

それは専門とする領域にもよるのでしょうが、人によって合う・合わないがあると思います。

自分にはそこまでやる気がないのにやる気がみなぎっている病棟に行ってしまうと少し重荷に感じてしまったり、やる気があるのにやる気のない病棟に行ってしまうと、そのギャップでイライラしてしまうこともあります。

そのため、転職先のやる気や雰囲気を知っておくことは、実は重要なのです。

⑦副業は許されているか

副業については転職を考えるか方のほとんどが考えることがない所だと思いますし、転職について書かれているサイトや書籍でもあまり触れられていませんが、看護師のマネーゲームを制するためにはかなり重要なポイントです。

最初から副業ありきで転職するの?
という疑問もあるかと思いますが、「そうです」

看護師にとって副業はメリットしかなく、他の職業と比較しても圧倒的に成功しやすいのです。
その理由は「看護師転職」という分野は非常に大きくお金が動いてる分野で、看護師の資格を持っている私たちの生の声を欲しがってる依頼主が多くいるからです。

もちろん自分が運営者となり、その分野で戦っていくこともできます。

副業の中でも、看護師の皆さんにおすすめしているのは

  • ブログアフィリエイト
  • Webライター

の2種類なのですが、どちらもパソコンを使って文章をタイピングすることがメインなので、文章力やタイピング力が鍛えられ、本業の看護記録のスピードにも良い影響を及ぼしますし、副業をすることで節税にもつながるのです。

詳しい内容は下記記事にて確認してほしいのですが、とにかくメリットしかない副業をやらない手はないのです。その点でも、転職先の病院は副業を許可しているか、というよりは禁止していないかを確認しておく必要があります。

【月5万円の上乗せ】看護師が収入を増やすにはやっぱり在宅副業! 皆さんこんにちは。 裏看護師長です。 今回は、 現在の看護師としての収入に満足していない不満ではないけど、もう少し収...

転職エージェントとのダブルチェックで確実な転職を

ここまで7つのチェック項目について説明してきましたが、一つ重要なことがあります。

それは、「どのように確認するか」です。

確認すべきです。

と言われても、転職サイトには病棟の人間関係や雰囲気なんものは乗っていませんし、時間外の有無なんて載せるわけもありません。
そのため、転職を確実に成功させるためには転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントを利用すれば、自分と転職先との間を取り持ってくれるので必要な情報を正確に収集することができますし、自分の希望にあった提案もしてくれます。
自分だけの判断での情報収集は、集められる情報にも限度がありますし、バイアスがかかってしまいます。
(※バイアスとは偏見の事です。バイアスピリンの事ではありません。)

そのような情報で転職を決めてしまうと、「思ってたのと違う…」という状況にもなりかねず、その状況は最悪です。

そのため、今回紹介した7項目を必ず転職エージェントとダブルチェックして転職を進めていきましょう。

看護師の転職における転職エージェントやサイトは多くありすぎて決められないという方も多いと思いますが、「マイナビ看護師」を利用しておけば間違いありません。
誰もが聞いたことのある信頼できるサービスなので、右も左も分からないのであればまずは大きなものに巻かれておけば間違いありません。

今後機会があれば転職サイトやエージェントの比較記事なども投稿していこうと思っていますが、比較しても最終的には「マイナビ看護師」を使用しましょう!で終わると思います笑

まとめ

いかがでしたでしょうか?
看護師が転職先に求めるべき7つの項目について解説してきました。

  • 勤務形態
  • 給料・夜勤手当・ボーナス
  • 時間外の有無・量
  • 自由度・裁量権はどれぐらいあるか
  • 人間関係は良いか
  • 病棟全体としてのやる気はあるか
  • 副業は許されているか

7つの項目を全て満たす職場はなかなか見つからないかと思いますが、自分の転職目的に合わせて、多少妥協するところと、絶対に妥協できないところを決めていってほしいと思います。

また自分一人での情報収集には限界がありますし、偏見も入ってしまします。

そのため、必ず転職エージェントとのダブルチェックをしながら転職に踏み切っていきましょう。

皆さんの転職が成功するよう心から祈っております。