看護師がFXを始める前に勉強すべきことは5つ!やらないという選択肢も持とう
皆さんこんにちは
裏看護師長です
今回は、看護師が投資できる投資対象の一つであるFXの基礎基本について紹介していきたいと思います。
最初に言っておくと、FXは投資対象の中でもかなりリスクが高い投資です
私もよく、少額から始められて大きく稼げるのはFX!という話を耳にして、「私は投資に使える余剰資金が少ないから…」と最初の投資をFXから始めようか迷っていたんですが、本当にやらなくてよかったと思っています。
というのも、FXの最大の特徴は「レバレッジ」というシステムがあり、最大で自分のお金の25倍の金額を実際はなくても運用することができる点にあるため、少額からでも大きく稼ぐことができるよ!という話なのです。金融リテラシーがある方ならピンと来るかもしてませんが、これは25倍稼げるのと同時に25倍損するとも言い換えられるのです。
もちろん、上手く運用できれば他の投資対象とは圧倒的な差をつけて資産を増やすことのできる可能性は秘めているのですが、知識・時間・労力をかなり消耗します。
今回はそんなFXへの投資を始めようか悩んでいる、もしくはFXってどんなものなの?どんな勉強が必要なの?といった初心者投資家の皆さんへ向けて、FXを始める前に学んでおいて欲しい5つの事について解説していきたいと思います
- FXの仕組み
- FXの特徴
- チャートを分析する2つの視点
- 自分にあったトレードスタイルの選定
- リスクと管理方法
これら5つの重要項目について学習したうえで、FXへの投資は自分に合っているかを考えていきましょう。
FXの仕組み(とは)
日本円を外国の通貨に換える取引を「外国為替取引」といいます。
たとえば日本円を米ドルに換えることを「ドル買い」あるいは「円売り」といいます。ところが、通貨の価値は刻一刻と変わっていきます。1米ドル=120円だったり、121円だったりします。
この価格変動に着目して取引する投資がFXなのです。
たとえば1米ドル=110円で買ったとします。これを1米ドル=120円で売ったとすれば、10円の利益が出ます。これを為替差益といい、FXはこの為替差益を狙った取引です。取引は日本円や米ドルだけでなく、数多くの通貨の組み合わせで行なえます。
FXとは -FXの基礎知識- (yahoo.co.jp)
FXの特徴
FXは株式投資や不動産投資などと比較すると頭一つ抜けている特徴をいくつか持っています。
この特徴こそがFX投資をするメリットになってくので、比較的ポジティブな視点で読み進めてみて下さい。
具体的には下記の5つ。
- 24時間取引可能
- 「買い」からも「売り」からも入れる
- レバレッジをかけられる
- スプレッドがかかる
- スワップ金利を受け取れる
これらの特徴を学び、FXを少し身近な存在にしていきましょう。
24時間取引可能
「FXとは」でも説明した通り、FXは株式投資などとは違い各国間の通貨の差額で取引するため、取引時間が限定されていません。
つまり24時間いつでも取引できるという事ですね。
これはFXの大きなメリットの一つだと思います。
特に私達看護師のような、勤務時間がまばらで日勤や夜勤を不定期でしている人の場合は、時間が限定されていると中々継続して取り組むことができません。ですがFXの場合は時間が限定されないので、日勤終わりはもちろんのこと入りや明けでも取引をすることができるので積極的に取り組むことが可能です。
ただ、24時間取引ができるとはいうものの、「値動きが大きい時間帯」というものが存在します。
- 東京:8時~16時
- ロンドン:16時~24時
- ニューヨーク:21時~5時
効率的に資産を増やすためにはこのような稼げる時間帯を意識することは必要になります。
「買い」からも「売り」からも入れる
FXの不思議な特徴として、「買い」からも「売り」からもポジションを持つことができます。
買い?売り?となる方が多いと思うので説明すると、私たちが普段行っている株式投資は基本的に、これから上がりそうだ!という銘柄を「買い」高くなったところで「売る」という一方向の取引しかしません。というよりできません。
ですがFXの場合は、これからこの通貨は下がる!と予想した場合、その通貨を「売り」下がりきったところで「買い戻す」という取引ができるのです。
このような取引ができることによってFXには、上がる相場でも稼げて、下がる相場でも稼げるという不思議な特徴があります。
面白いですよね?
24時間取引可能だという事も考えると、株式投資のように買うタイミングを待つ必要はなく24時間いかなる状況でも稼げる可能性を秘めている投資と言えますね!
レバレッジをかけられる
冒頭でも説明しましたが、ここがFXの最大の特徴です。
レバレッジという言葉は耳にしたことがあるでしょうか?
レバレッジとはテコの原理のことです。
FX(外国為替保証金取引)では、このレバレッジを使うことによって小額の資金を運用できることが特徴のひとつです。
レバレッジをかけることにより、相場が思惑と同じ方向に動いたときには元本に対して高い割合の利益を得られることがありますが、逆に相場が思惑とは反対に動けば、元本に対して高い割合の損失が出ることもあります。
レバレッジとは – コトバンク (kotobank.jp)
日本では最大で自分の資金の25倍の金額を運用できるので、その分大きく稼ぐことができるのです。
- 10万円 → 250万円
- 100万円 → 2500万円
- 400万円 → 1億円 の資産を動かせる
FXはこのような特徴を持っているので「少額から始められて大きく稼げる!」という文言が世間に広がっていくのです。私たち看護師も、一般職の方々と比較すると多くの給料をもらっている方ですがそれでも一般の投資家に比べると圧倒的に資金が少ないです。
貯金をして、株式投資もしてFXもする…
なんて資金はないはずです。そんな看護師でも25倍の金額で資産を運用できるのであればやってみたい!と思うはずですし、私自身もその内の一人でした。
ですが、この「25倍稼げる」というのは裏を返せば「25倍の損をする」という可能性を秘めているとも読み取れるのがおわかりでしょうか?これが、「FXは危ない」とも言われている最大の理由なのです。
レバレッジは最高の武器であり、最高のリスク!
スプレッドがかかる
スプレッド(Spread)とは、元々の英語では、「広げる、伸ばす」という意味の動詞、または「広がり、幅」という意味の名詞を指します。これは、金融取引においては、「値幅・差額(金利差、価格差)」や「利鞘(りざや)」のことをいい、また対象となる取引によって、それぞれ意味合いが異なります。
スプレッドとは|金融経済用語集 – iFinance
簡単にいうと、取引にかかる手数料の事です。
手数料に関してはどんな投資をする際にも大体かかるのでなじみがあると思いますが、看護師のマネーゲームで推奨している投資信託への投資は長期的な投資であり、手数料はさほどかかりません。
ですが、FXにおいての長期投資はかなりリスクが高くおすすめできません。
なので、短期投資メインの取引となってくるのですが、その際にかかる手数料が高いと利益<スプレッドとなり利益を出すどころか損益を出してしまう可能性だってあります。
最近ではそのスプレッドの額もかなり低くなってきており、ドル/円の取引であれば0.3~1銭程度が一般的になってきています。証券会社によっては固定のスプレッドだったり、相場の状況によって金額が変動する変動スプレッド制をとっているところもあります。
自分の取引スタイルに合わせたFX会社を選んで、スプレッドで損しないように注意していかなければなりません。
スワップ金利を受け取れる
金利スワップとは、金利のみを交換対象とするスワップ取引をいいます。これは、同一通貨間で異なる種類の金利を当事者間で交換(スワップ)するもので、最も多い取引としては、固定金利と変動金利の交換があります。
一般に金利スワップは、金融機関や企業などで、金利変動リスク(金利上昇リスク、金利低下リスク)を回避(ヘッジ)する手段(デリバティブ)の一つとして、日常的に利用されています。
金利スワップとは|金融経済用語集 – iFinance
つまり簡単に言うと、各国取引通貨の金利と金利の差額を受け取ることができるというものです。
代表的な例として挙げられるのが、日本円とトルコリラです。
日本は超低金利政策をとっていて、定期預金に預けても年間0.1%の金利しか受け取ることができませんよね?それに対してトルコは約8%の金利があるので、年間8%の金利を受け取ることができます。
この2国間の通貨の取引をする場合、金利の差である7.9%/年のスワップ金利を日割りで毎日受け取ることができます。
FXに使っている金額が小さければあまり効果を実感できないかもしれませんが、金額が大きくなればなるほどこのスワップ金利は無視できなくなってきて、大きな富の源泉になるのですがそれは、長期投資を前提にした場合の話です。
スワップ金利は毎日受け取れますが、やはり、金利差の大きい通貨を長期間持たなければその恩恵はあまり大きくなりません。対して、金利が大きいような不安定な国の通貨を長期間保有することはかなり大きなリスクを持っている事にもなります。
ここでも、リスクとリターンのバランスを考える必要があるのです。
チャートを分析する2つの視点
FXで稼ごうと思うと、チャートの分析の力は必須になります。
投資信託やETFへの積立投資の際にはそこまでチャートを追う能力は求められませんが、FXに関してはチャートを分析せずに稼ぐことは絶対にできません。
特に初心者看護師投資家が、興味がある程度でやって稼げる分野ではないでのす。
しっかり勉強する必要があるという事ですね。ここを勉強しないからFXは「投資」ではなく「投機」として捉えられてしまう事が多いです。
株式投資と同様、分析には
- ファンダメンタルズ分析
- テクニカル分析
の2つの視点が必要です。
ただ、これらを勉強することはFXのみならず、メインの株式投資や投資信託への投資にも必ず好影響を及ぼすので、勉強しておいて損をする事は絶対にありません!
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析(以後ファンダ)とは、金利や世界の経済指標をもとに値動きを分析する方法です。
相場の大きな方向性を考える際にはこのファンダが重要になってきます。今回のコロナショックのように、世界中に大きな影響を与えるような分かりやすい変化があれば誰にでもついていくことができるのですが、取引通貨を扱っている国内の政治状況を動かすような情報を持っていなければ、その影響をもろに受けてしまいます。
なので、自分が取引する通貨の国内情勢はある程度把握しておく必要があるのです。
言い換えると、自分が情報管理できる数の通貨内で取引する必要があるという事になります。
そして、ファンダ分析は必要不可欠なのですがそれだけに偏りすぎてはいけません。
投資の世界は、多かれ少なかれトレーダーたちの心理状態や精神状態をも反映するので、一概に決めつけてしまうと痛い目を見ることになります。
ただ、大きなトレンドのきっかけを掴むためには必要不可欠ですし、世界情勢が見えているという事はFXのみならず、外国の株式や投資信託への投資の成功確率をグンと高めてくれますし、副業やその他ビジネスにおいてもトレンドに乗った事業展開が可能になります。
「ファンダ分析だけ」ではだめですが、必ず勉強するようにしましょう。
テクニカル分析
投資家、FXと聞いて頭に浮かんでくるのはパソコン上に移る、色とりどりの棒線ではないでしょうか?
なにが書いてあるか分からないグラフ。それが、FX投資において一番重要となる「チャート」と呼ばれるものです。
看護師で言えば心電図のようなものです。
テクニカル分析はこのチャートの動きをみて、投資のタイミングを図る重要な視点です。
心電図同様、チャートにはこれから上昇する、下落するといった特徴的な波形があり、それらを予兆として捉えて買いや売りのタイミング、金額などの作戦を立てていきます。
STが上昇したら心筋梗塞の可能性?テント上T派が出現したという事は高K血症?といったイメージです。
このテクニカル分析も、非常に重要で必要不可欠な学習項目ではありますが「テクニカル分析だけ」ではかなりリスクの高い投資となってしまいます。
「ダマし」と言われるのですが、特徴的な波形を見せても予想どおりいかないことも多いですし、分析に使う指標を多くすればするほど自分が混乱してしまいます。
看護と同様、患者の生活背景や既往・持病(ファンダメンタルズ分析)を見た上で現在の状態を見る(テクニカル分析)。そして、より良い状態となるよう看護を提供していく(投資)というすべての流れが上手くいってこそ、投機ではなく投資としてFXが輝いてきます。
看護と同様、いろんな視点でチャートを分析する必要があるんです。
そのために必要なのが、ファンダメンタルズ分析×テクニカル分析。
どちらもバランスよく勉強して身に着ける必要があります!
自分にあったトレードスタイルの選定
FXには大きく分けて5種類のトレードスタイルがあります。
それが以下の5つです
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- ポジショントレード
- システムトレード
上から順に取引時間が長くなっていくのですが、最初に言っておくとFXにおける長期保有はリスクがかなり高いです。その理由やそれぞれのトレードスタイルのメリットデメリットについて解説していきましょう。
スキャルピング
スキャルピングは数秒~数分で取引を完了させる超短期のトレードスタイルです。
1日に何度も何度もエントリーしてコツコツと利益を重ねていきます。
- 資金効率が非常に良い
- スキマ時間にトレードできる
- 結果がすぐに反映される
- パソコンに張り付く必要がある
- スプレッドがかかる
- 精神的・体力的に消耗するという声が多い
スキャルピングの難易度は少し高めで、初心者投資家がするには少し難しいトレードスタイルだと言えます。取引の回数が多く、利益を積み上げなければ手数料負けしてしまうリスクもかなり高いですがその分、資金効率は全トレードの中で最大と言えます。
チャートを見るのが好き、すぐに結果が知りたい、どうせやるならガッツリ稼ぎたいという方にはおすすめのトレードスタイルと言えます。
デイトレード
デイトレードは1日1回~数回の取引で次の日に持ち越さないというトレードスタイルです。
スキャルピングよりは長く持ち、スイングよりは短く持つという印象です。
- 資金効率が良い
- 拘束される時間がそこまで長くない
- 一度の取引で得られる利益がそれなりにある
- 次の日に持ち越さないため安心して寝られる
- スキャルピングと比較すると資金効率の面で劣る
- エントリーのチャンスが気になって結局画面に張り付いてしまう
デイトレードは初心者看護師投資家におすすめできるトレード手法の一つです!
全トレードの中で資金効率・拘束時間・労力という点で一番バランスが取れていますし、取引を次の日に持ち越さないというスタイルなので寝るときの安心感を確保することができます。
投資と精神状態は密接な関係がありますから、睡眠をしっかりとって、安定した取引をするためにも、デイトレードは看護師に非常におすすめなトレードスタイルと言えます。
看護師投資家にはデイトレードが圧倒的におススメ!
スイングトレード
スイングトレードは、数日~数週間といった期間ポジションを保有し大きな利益を出していくというトレードスタイルです。
- 拘束時間がかなり少ない
- 大きな利益を狙う事ができる
- 短期投資に比べて分析が当たりやすい
- 資金効率が少し悪い
- 取引が完了するまで不安な状態が続く
- ファンダメンタルズ分析の重要性が増してくる
スイングトレードからは、FXにかける時間・労力がグンと減るため、毎日忙しい社会人や看護師におすすめされることもあるのですが個人的にはおすすめできません。
FXの特徴である資金効率の良さがなくなっていく他、取引が完了していない期間。つまりポジションを持っている期間は、自分が損をしているのか得をしているのか常に不安で気になってしまいます。さらに、保有している期間が少し長いためファンダメンタルズ分析の重要性が増してきます。
上手くいけば大きく稼ぐことができますし、短期投資に比べると分析の正確性が上がるというメリットは含んでいますが、精神状態の安定やまとまった資金が必要になってくるので、中級者向けのトレードスタイルという印象があります。
ポジショントレード
ポジショントレードは長期保有とも言い、数か月~数年単位でポジションを持ち、大きな利益とスワップ金利で利益を狙うトレードスタイルです
- 大きな利益を狙える
- 拘束時間がほとんどない
- スワップ金利も大きな収入源となる
- 資金効率がかなり悪い
- 予想と逆のトレンドに捕まると損切りしにくい
ポジショントレードは、一度ポジションを持ったらしばらく保有し続けるというスタイルなので、FXにかける時間が少なく、他の事に時間を使う事ができます。さらにスワップ金利で毎日収入が得られるという点はかなり魅力的です。
ですが、今回のコロナの影響にしても大統領選挙にしても、大きく相場が動く際には非常に弱いという特徴を持っています。長期的に見ればまだまだ伸びるだろうと思って含み損に耐えていてもそのまま上がらず…という事もありますし、短期投資と比べて長期で保有していると中々簡単に手放すという判断ができなくなってしまいます。
1日だけレンタルペットとして借りた犬を手放すのと、1年連れ添ってきた相棒を手放すのとでは感覚が全然違いますよね?愛着がわいてしまい判断が鈍ってしまうケースがほとんどなのです。
そのような点でポジショントレードは、資金に余裕がある上級者向けと言えそうです。
システムトレード
システムトレードとは、業者や有名トレーダーもしくは自分で作ったシステムを使って自動でトレードするスタイルです。
- 自動で取引してくれるので時間も手間もかからない
- プロと同じトレードができる
- 自分で作ったシステムなら安心して利用できる
- 頼りきってしまい投資ではなく投機になる場合もある
- 詐欺のようなシステムもある
システムトレードはデイトレード同様、看護師におすすめのトレードスタイルの一つです。
その理由は明確で、圧倒的に楽だからです。
詐欺のようなシステムさえ利用しなければ、プロのトレードをそのまま実践することができますし、それを応用して自分なりのトレードシステムを作ってそれでトレードすることもできます。
ですが、おすすめはデイトレードで経験を積んで自分なりのシステムを一から構築していくことです。
最初からプロのシステムに依存してしまってはファンダメンタルズ的にもテクニカル的にもしっかりとした基盤がないため、どんな状態が危なくて、どんな状態がチャンスなのかという相場感覚が養われないからです。この状態でシステムトレードを継続しても結局は資産を減らすことになるでしょう。
なので、システムを構築するまでは大変ですが自分なりのシステムを作ってそれを用いてFXを資産運用のツールの一つとする。というスタンスが、看護師のFXの最適解なのではないかと思います。
リスクと管理方法
ここまでは比較的メリットに偏った話が多かったですが、その裏側には大きなリスクがあります。
そんなリスクを知り、回避することがFXにおいては大きく稼ぐことよりも重要です。
ここではそんなリスク管理の方法を解説していきたいと思います。
損小利大の徹底
FXにおいて一番重要な言葉は「損切り」です。
レバレッジをかけられるという性質上なのか、FXになるとなぜかみんな強気な性格になってしまい、中々損切りできません。
ここから上がるはずだ!ここまで下がるのは想定範囲内…(強がり)
こんな精神状態では絶対に勝てません。
FXにおいて重要なのは大きく勝つ!という点にフォーカスするのではなく、「小さく負ける」という点にフォーカスすることです。ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析の勉強をすれば、必ず大きく稼げるポイントが分かってくるので、そのタイミングで利益を伸ばすまでは早めの損切りを繰り返して大きく負けないという事を強く意識することが必要なのです。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんがそれがFXにおける鉄則です。
勝率20%でも、その勝ちの額が大きく、負けの額が少なければトータルの利益はしっかり上がるという訳です。勝率20%という数字だけ見るとださいと感じるかもしれませんがそれは本質をみていません。
ぜひあなたには、FXの本質を掴んで利益を出して欲しいと思います。
自分の弱さに勝つための仕組み
そうは言っても人間は非常に弱い生き物です。
心に決めた!程度ではすぐにダメになってしまいます。
そこで重要になってくるのが「仕組みづくり」です。何事も仕組化してしまえば自分の感情を挟むことなくこなすことができるので、弱い人間の感情を挟むことなくトレードしていくことができます。
それを実現させてくれるのが先程紹介した「システムトレード」になります。
自分で実際にトレードしてみて得た感覚を取り込み悪い癖を排除したシステムを作って、それでトレードをしていけば効率的にトレードしていけるはずです。そんな仕組み作りも頭に入れながら勉強・実践をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
FXの仕組みや特徴について理解し、少しでも身近な投資対象になりましたでしょうか?
読んでもらえれば分かるかと思いますが、FXはレバレッジという魔法を使えることで投資家を強気にしてしまう性質があります。
少額から大きな利益を出す可能性を秘めている一方で大きな損益を出す可能性も秘めています。
看護師投資家にとってFXの長期投資は現実的ではないため短期投資メインの運用となっていきますが、勉強や実践に時間と労力を要します。本記事を通して自分とFXの相性を考えて、FXはしないという選択肢も持ちながら、自分のポートフォリオに組み入れるか検討してみて下さい。
何度も言うけど、FXは上手に使えば最強の武器、下手に使えば最高のリスク!